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ベットの目的
いつ、そしてなぜベットをするかを理解することはポーカーでカギとなるスキルの 1 つですが、ポットに参加すると決めたらどの位の額をベットすべきかを知ることも極めて重要です。

前回のレッスンではプリフロップとポストフロップの両方で自分のハンドをどう評価するかを見てきました。 このレッスンではプレイを決めた後にどうベットしていくかを全体を通して見ていきます。

ベットするタイミングを正しくつかむにはベットする理由を理解することが不可欠です。 ベットをする理由は大きく分けて 4 つあります。
  • ポットを大きくして強いハンドで最大の利益を得るため (「バリュー」ベット)
  • 強いハンドをプロテクトし、相手にポットに参加し続けるためのコストを支払わせるため (「プロテクション」ベット)
  • 他のプレイヤーをフォールドさせて弱いハンドで勝つため (「ブラフ」)
  • 相手のハンドの強さを測るため (「インフォメーション」ベット)

バリュー ベット

相手よりも強いハンドを持っている場合は自分のベットに対して相手が (最低でも) コールしてくることが理想的です。 そうすれば強いハンドでより大きなポットを獲得できます。



最強のハンドの時にポットを大きくすれば「利益」が増えます。バリュー ベットは勝利での利益を最大化するのに役立ちます。

例:
あなたの手札は でフロップは です。 トップペア (A) とトップキッカー (K) があり、ターンかリバーで A か K が出るか、ハートがもう 1 枚出ればさらに強くなります。 当然ベットでポットを大きくして利益を最大にすべきです。

プロテクション ベット

ポーカーではプリフロップ、フロップ、ターン、リバーと新しいカードがめくられるたびにゲームの主導権が移っていきます。 プリフロップで有利だったハンドがフロップで逆転されたり、3 番手、4 番手のハンドがターンやリバーで劣勢をひっくり返すこともあります。

勝率の高いハンドが弱いハンドに負けることを「アウトドローされる」と言いますが、これを防ぐために行うベットが「プロテクション」ベットです。 強いハンドだけどアウトドローされる可能性がある場合はプロテクション ベットをした方が良いでしょう。 プロテクション ベットをすることによって、ドローでヒットするのを待っている相手にもっとチップを吐き出させたり、あなたが有利な間にフォールドさせることができます。

例:
プレイヤー 1 の手札は
プレイヤー 2 の手札は
プレイヤー 3 の手札は
プレイヤー 4 の手札は

プレイヤー 1 が A のペアでハンド序盤の主導権を握っていますが、フロップは でプレイヤー 2 は J のセットが完成し、形勢が逆転。ターンは で今度はプレイヤー 3 がエースハイのフラッシュを完成させましたが、リバーに が出てプレイヤー 4 が 7 ハイのストレートフラッシュで勝利しました。

最終的なボードは でプレイヤーのハンドは次の通りです。

プレイヤー 1: A と 3 のツーペア ()
プレイヤー 2: J と 3 のフルハウス ()
プレイヤー 3: エースハイ フラッシュ ()
プレイヤー 4: セブンハイ ストレートフラッシュ ()

どのプレイヤーもポットを大きくするかハンドをプロテクトするために、バリュー ベットかプロテクション ベットをすべきでした。 プレイヤー 4 だけが最後に負けないハンドすなわち「ナッツ」を手に入れたので純粋なバリュー ベットを打てます。

ブラフのためのベット

ポーカーにあまり詳しくない人は「ブラフ」がポーカーの中心的な要素だと思っています。 確かにブラフはポーカーの一部ですが、選択肢として考えるのは相手をフォールドさせるチャンスが十分ある場合だけにします。

ブラフとは 1) 弱いハンドでベットして 2) 自分よりも強いハンドをフォールドさせるプロセスを言い、 2) のプロセスは 1) と同じように重要です。

例:
レイト ポジションで手札は 。プリフロップでレイズしています。 ビッグブラインドのプレイヤーがコール。 フロップは で相手はチェックしました。

キッカーが J の単なるキング ハイで非常に弱く、強くなる可能性も薄いハンドですが、同じように相手も何も役がないかもしれません。

相手がチェックしたら弱いハンドというサインなので、ベットして相手をフォールドさせるのは悪くないアイデアです。 相手は手札が でもフォールドするかもしれません。 どちらもあなたより優位ですが、ブラフに対してフォールドすることは少なくありません。

インフォメーション ベット

情報収集のために行うベットは非常に扱いが難しいものの、自分が知りたい情報や特定の状況で相手がどう反応するかを正確に把握している場合は役立ちます。

たとえば、もし相手が強いハンドの時はいつもレイズし、稀にしかブラフしないことが分かってる場合は、小さくベットして相手のハンドの強さを確かめることができます。 ベットに対して相手がレイズしてきたらフォールドし、コールならドローがヒットするのを待っているのだろうと判断できます。

手に入れた情報を信頼してそれに基づいてプレイができるならインフォメーション ベットは有効です。

例:
ミドル ポジションで手札は 。プリフロップでレイズしています。 タイトパッシブな相手はボタンのポジションでコール。フロップには が出ました。 チェックかベットができますが、手札はキッカーの弱い A のペアで有利かどうか微妙です。

ここでは情報を得るために小さくベットするのもいいでしょう。 タイトな相手がレイズしたら、最低でもキッカーの強い A のペアと思われるのでフォールドすべきです。 コールした場合はハートが 2 枚ありフラッシュを狙っているのかもしれません (フォールドなら戦わずしてポット獲得となります)。

初心者や中級者の多くは情報収集目的のベットをしすぎる傾向があります。 厄介なのは入手した情報が不正確な場合です。情報をうまく利用できていないか、相手が故意に誤った情報を与えている可能性があります。

上記の例で強い相手が有利なポジションでプレイしているなら、弱いハンドやハートのドローでレイズするかもしれません。 その結果、誤った情報のせいでフォールドさせられることになります。 反対に、 でもコールするかもしれません。 この場合は何も知らないあなたはターンで再度ベットさせられた挙句に負けることになります。

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